防音室。話を聞けば聞くほど、調べれば調べるほど、新しい情報が入り、
そして、聞けば聞くほど分からなくなる。
そして何より高い。
高いお金を払ったのに「音が漏れた。」とか工事のやり直しとか、意外に多いと見たり聞いてしまったりすると、辞めたほうが良いのでは?と思ってしまいました。
それが営業のやり方なのか、など、疑心暗鬼になってしまったりしました。ネガティブですね〜。
そんな私の体験から調べた内容までをドドーーンと載せます。
参考になれば幸いです。
そして、ご自分でも絶対見たり聞いたり調べて下さいね。
100万を超える高い買い物。良いものと出会いますように。
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ピアノも欲しいけど、さてどこに置く?
防音室に悩む!防音室の口コミを調べてみたら??
防音室と検索すると出てくるのが、「ヤマハ」か「カワイ」が多いですね。
というか、二つ以外にもあるのですが、この二つをよく聞きます。
まずは防音室ってどんな物?ですが、
簡単に言うと「部屋の中に部屋を入れる」感じです。
定型の防音室だと(箱型と呼ばれているもの)は「お部屋の中にもう一つ部屋を作る」感じで
本格的な防音室だと「部屋を二重にする」感じです。
コロナ禍でリモートワークが増え、楽器や音楽が趣味以外の方にも需要があるそうで、
今はかなり防音室が売れているようですね。
やはり家で仕事するとなると、物音が気になります。
ペットの鳴き声から、赤ちゃんがいたり小さいお子さんがいたりすると、お子さんの声等もあるし、また、寝ていたりすると、自分の声で起こさないかなど考えると、小さいものでもいいので、音が遮断されるものがあると楽だと思います。
そして口コミですが、賛否両論なんですよね〜。
箱型のものをいれたのに、音が漏れるという内容からよる遅くまで弾いても漏れないとか、こちらもそれぞれ。
音の問題ってどうしても、「人それぞれ」らしく、
例えば、色々な会社の営業の方にメールで相談しても「作って見なければ分からない」「人の感じる音はそれぞれですから」などになってしまいます。
営業の方に現場をみていただき、周囲の音などを見ていただき 、「ここならこうした方がいいかも知れないですね」となる感じでした。
こればかりは「環境」「周囲の方の音の問題」など様々な視点での仮説や考えが必要になります。
色々とメールをしてみて、本当にそれぞれだったので、
これは、むやみに口コミを信じず、何社か見積もりをとり、色々な方の考えを聞き決めていく方法がいいと思いました。
防音室のヤマハのアビテックスの紹介
さて、まずはヤマハのものから紹介。
ヤマハは「アビテックス」という防音室があります。0.8畳〜4.3畳までの定型タイプのものとお部屋の好みなど、自分の自由にするタイプのものです。
「アビテックスのある暮らし」
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みなさんはどのように防音室を使っていますか?
応募締切:2021年2月28日— ヤマハ 音楽部 (@Yamaha_ongakubu) January 12, 2021
ヤマハアビテックスは2畳からになります。2人での演奏だと2畳は欲しいですね。
そして、音の響きがいいです!
コンサートホールの響きを再現しているらしく、響きがいいので、弾くのが楽しくて練習が進みます。
私自身は響きがいい方が好きなので、これはとても良かったところです。
防音室のカワイのナサ―ルを紹介
そして、次にカワイです。
カワイは「ナサール」 定型のユニットは4種類あります。
細かく分かれています。
「遮音性のみを求めるか、響きも求めるか、そして、ドラムなどの楽器や部屋の形に合わせてちょっと変えたい。」など、
定型の形があるものに、色々な条件により選べるのがカワイです。あとは同じように自由設計のものもあります。
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カワイのナサールは、木材でできているため、中に入った時にほんのり木の香りがします。
あとは、ドアが開け閉めがしやすい。
Dr35と40でドアが違いますが、子供もあっさりできました。
あとは1.7畳からあるので、あまり広くない家だといいですね。
ただし、あまり響きがありません。
カワイは耳が疲れないように、響きを抑えているようです。練習室!という感じですね。
ただし、家に置いてみると、響きを抑えている感じは全くなく、反対に耳が疲れないので、長時間弾ける感じになっています。
2つの防音室に共通のことで見積もり時に確認を取った方がいいものは?
まずは重さ。
例えばグランドピアノとかなら、ピアノだけでも重量があるのに、防音室を置くと防音室の重さまでかかってきます。
こんなに重くて床は耐えられるのか?という問題が発生するようです。
特に木造の作りなら、床の補強が必要になる可能性があります。
メールで確認だと簡単に「いけます」的なことを言われますが、実際見に来ていただいて、補強が、、と言われたりもあるようです。
我が家は実際、来ていただいて、リビングの床を確認してもらって、
「これなら補強なしでも行けるかも知れないな。」と我が家は言われました。
築30年くらいの鉄筋コンクリート造りのマンションですが、床がLL45でちょっとふわっとしています。
ただし畳だと底床というものが必要と言われました。
次は大きさ。
我が家は狭いので、希望していた部屋に箱型ユニットが入らないという問題が起こりました。
メールの見積もりでは入るといわれたのですが、
実際見に来てもらい、壁の出っ張りなどを測ってもらったら入らないことが分かりました。
あとはエアコンのホースの管などもあるようで、この場所なら管が短くてベランダに届かないなどもありました。
とくに中古だとその問題は発生しやすいです。ただし、中古でも物によっては違うともいわれましたが。
防音室を見に行ってみて、分からなかったのは、広い楽器店で防音室をみると小さく感じてしまって、これでもいいんじゃない?となりました。
そして、家に帰って個人的に測ったところ、ものすごく大きくて断念しました。
ので、測ることは大事かもしれません。
デシベル値
これは、ヤマハや良いとかカワイは良くないとか噂はありますが、
デシベル値というのは
世界共通だそうです。
なので、関係ないといわれました。
これは、見積もりの方が言われていたのですが、
マンションならDr35で大丈夫だと思いますし、実際Dr35の方が多いですとのことでした。
そして、お世話になっている調律師の方は、
Dr40だと夜遅くても弾かれている方がいて、クレームはないようですね。
ということを教えてくれました。
しかし、我が家はDr40で日中弾いてクレーム受けていますので、本当に人それぞれです。
ピアノならば環境により、Dr30,35,40などありますが、
ドラムならDr50のユニットがカワイにあります。
ピアノも打楽器なので音的には大きいのですが、ドラムの場合はもっと大きいですよね。部屋も大きめなようです。
あとは、壁から開けた方がいいなどの話もありましたので、
壁からどれくらい開けて、
どれくらいの防音効果があるのかの確認もした方がいいと思います。
心配なら壁と壁の間にマットのようなものを入れることなど、各自で対策できる防音もあるようです。
床なら、中古でも追加で床の対策が出来たりとありますので、ここは見積もりの方にお聞きしてみて下さい。
あと、ここまで話し合っても、出来てみないと、どれだけの音の漏れがあるかはわからないようです。
一社だけ、完璧ですと言われましたが(そして、見積もりは送られてこなかった。)
他の3社は同じ答えでした。
これは実際、作って測って計測しないと。。。ということのようです。完璧です。音は漏れません。と言えないようですね。そう感じました。
あとは、どこの部屋に作るかによるようです。
例えば、一戸建てなら、となりの家に近い方の部屋とか、裏の家に近い方とか、マンションならだいたい同じ間取りだと思うので、ここは寝室にしてそうだなとかあると思います。
そこらへんも見積もりの方が相談に乗ってくれます。
防音室を見るときにここは見た方がいいなと思うものは?
防音室を見に行くときですが、
まず見たのが、広さ。響き。そして、音の漏れ。
そして、コンセントの位置。ドアをしめた時のしまり具合とかでした。
広さ
案外ピアノがあると狭いんですね。子供が一人で怖くないかなど、そこら辺とともに、他の楽器だと楽器を置く台とかイスとか譜面台とかもあるので、体感してみるって大切だなと思います。
コンセント
我が家はエアコンを、配管のスペース状つけられず、中に暖房器具や冷房器具を入れることになったので必須でしたね。
ピアノの上にライトをおいて楽譜を見やすくしたいとかあるかと思いますので、コンセントの場所は見ていたほうがいいと思います。
音の響き
耳障りがするのであれば、購入前に対策しておかないと、せっかく購入したのにやっぱり嫌だ!となるかも知れません。
耳が一番大事かもしれませんね。これは、弾く方の感覚の問題なので、カワイにしてもヤマハにしても、ピアノを習ってる、もしくは弾く人、全員が必ず弾いて聴いて見たほうが良いです。
防音ドア
意外に閉めにくい!子供一人で閉められたり開けられたりするだろうかと、子供を連れて開け閉めしてもらいました。ドアが閉めてないのであれば、防音ができないので意味がないので、これは重要視しました。
外に聴こえる音の大きさ
Dr35を聴いたのですが、楽器店だと他の音があり、あまり気にならなかったのですが、もっと静かなら確実に聞こえるような気がしました
実際は防音室があり、また隣との壁があるので、もっと小さくなるようです。そこら辺はわかりませんでした。
楽器店によっては、防音室をまたもう一つの部屋にいれて、ドアを閉めるまでしてくれるところもあり、部屋の中の聞こえ具合をDr35と40で比べられるところもありました。
他にもあるかもしれませんが、ここは確認しておいた方がいいものでした!
ヤマハのアビテックスとカワイのナサール以外にも各社によって違う自由設計を比較してみた。そして、我が家の反省点をご紹介!
初めは、箱型の物をリビングに置きたい。から始まった我が家の防音室設置。
自分たちの考えの甘さで、「入らなかった」り「デシベル数がよくわかってない」かったり「思っていた金額より高い」かったり、様々な問題点も出てきました。
箱型を置きたいと見積もりを頼んだのに、途中からやはり自由設計がいいかもなどブレまくりでした。
けれど、自由設計をお願いして分かったこともありました。
部屋によっては、エアコンがつかなかったり、
天井に穴をあける必要性も出てきたり、マンションの管理組合との話し合いが必要だったりと、自由設計の防音室を作るのも簡単ではなかったです。
けれど、それをきちんと言ってくださる業者さんでよかったと思います。(こちらは築年数が浅ければ、問題のないものもあるようです)
もう一つ、費用面ですね。
思ったより高額になり、あれもこれもとつけたくなったりします。ので、どこまでにするかを決めて見積もりをお願いした方がいいかと思います。
色々と悩んだ結果
そして、我が家は子供がドアの開け閉めがしやすい「カワイのナサール」にしました。
ヤマハも良くて、直前まで悩みました。あの響きは忘れられない感じですが、部屋の広さと子供の意見をとった感じです。
そして、防音室を付けた我が家ですが、
1か月後に下の方からクレーム受けました。
ちなみに防音室を置く前から、隣近所はあまり聞こえていないといわれていますし、ここはピアノ可物件で、たくさんの方がピアノを置いているマンションです。
けれど、ものすごく耳の良い方だと、何をしても難しい(これは見積の方からも事前説明あり)ので、話し合いしかないなと思います。
ただ、防音室を入れたことで、話し合いはスムーズで、日中ならいいといわれたこと感謝です。
防音室がないときは、とにかくダメという感じだったので、やはり聞こえ方は違うものだと思います。
という我が家ですが、これからも防音室を使っていきたいと思います。お金が溜まったら、引っ越すかクレームのない防音室にしたいですね。
皆様もいい防音室と出会いますように。
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