ジブリといえばこの方!
あー、この曲知ってる~、という曲も
ほとんどがこの方が多い。
そんな数々の名曲を手がけたことで有名な、
作曲家 久石譲(ひさいし じょう)さん。
今回は、久石譲さんのすごさや、
なぜか出てくる【ドラクエ】というキーワードについて
まとめてみました!
お客さまから、「これは粗品だな。」と言われたこちらのグッズ。贈り物にされるのかな?と思いきや、あのお笑い芸人さんの事でした。「粗品ポーズの手つきッ!!」
今夜9時からの金曜ロードショー「千と千尋の神隠し」見てくれるでしょうか。 pic.twitter.com/GPIjDVUVeW— 三鷹の森ジブリ美術館 (@GhibliML) January 7, 2022
今夜は千と千尋の神隠し!大好きなので嬉しいです!
久石譲さんの生い立ちと簡単な経歴を紹介!
久石譲(ひさいしじょう)さん
1950年12月6日うまれ 71歳 長野県出身
本名 藤澤 守(ふじさわ まもる)さん国立音楽大学作曲科卒業
映画音楽を中心に手がける作曲家 編曲家 指揮者 ピア二スト4歳からバイオリンを習う
トランペット
音楽家になろうと思ったのは3歳。
なので4歳からヴァイオリンを始められたそうです。
まず、3歳の時点で音楽家になろうと決心され、パイオリンを習われたり
中学校では吹奏楽部でトランペットを吹かれ
高校在学中には、ピアノや音楽理論、作曲をならわれて国立音大に入られ
様々な音楽の勉強をされています。
いや~早いですよね!3歳で音楽家になろうと決心されるとは
並々ならぬ覚悟が見えますね!
ピアノを弾くイメージが強い久石譲さんですが、
ご本人が、トランペットは結構うまかったと話されている
ので、トランペットもかなりの腕前なんだと思います。
4歳からバイオリンもされているので
バイオリンもすごいのでしょうね~。
しかし、演奏より譜面を書いてみんなに聴いてもらう方が好きだったそうで、
作曲家になられたそうです。
今、好きなことを仕事にとよく聞きますが、
久石譲さんもその好きなことを仕事にして
頑張られているお一人なんですね!
そして、国立音楽大学に進学。
国立音楽大学出身で活躍されている方々はこちら
小原孝さん
けいちゃん
もしかしたらハラミちゃんも?!(噂では国立音大出身だそう)
そんな国立音楽大学在学中に
興味を持ったのは
ミニマルミュージックというものです。
さて、なんだろう?となるミニマルミュージック。
すごい動画を発見しました!
ミニマルミュージックとは、同じ形の音列を反復させるという作曲技法
なのですが、この動画が分かりやすい!
最後の合わさったものは感動します!
そんなミニマルミュージック、ジブリの音楽を
よくよく聞いてみると、沢山出てきています!
是非是非探してみながら聴くのも楽しいかもしれませんね~。
あとは、ジブリ作品、また「HANA-BI」や「おくりびと」など
有名な国内外の数々の映画音楽をも
手掛けられている久石譲さん。
久石譲さんの音楽は映画に溶け込んでいて、
本当にすごいですよね!
そしてなんと2009年には紫綬褒章を受賞。
その功績は国からも認められています。
ではそんな久石譲さんのすごさとは…
詳しく見ていきましょう!
天才作曲家 久石譲さんのすごさとは!?
すごさというと実は様々な方面で、久石譲さんはすごい!と
書かれています。
まずは、久石譲さんの作曲者としてのすごさ。
個人的に選ぶ3つはこちら!
1,なんといっても、ジブリ作品。
もう、久石譲さんといえば、ジブリですよね~。
久石譲さんの手がけた作品は…
「風の谷のナウシカ」からはじまり、
「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」「風立ちぬ」などなど…
どれも日本人ならみんな知っている名作です。
2,曲のすごさ。
ジブリの曲を作ったからすごい!というのではなく、
音楽がとにかく耳に残りますよね。
聞いたら、「あっ、この曲、久石譲さんかも!」
と思えるような耳に残る素敵な音楽をつくるだけではなく、
最初の一音で映画ジブリの世界やCMなどの世界に
入り込ませるような音の使い方などなど、
わぁ~!すごい~!
と思わせるのが久石譲さんの曲ですね。
3,ミニマル・ミュージック
ミニマル・ミュージックの世界から
作曲に踏み込んだ久石譲さんですが、
ミニマル・ミュージックは、実際は、
あまり聞き馴染みがないですよね…
多分、実際は、気づかぬうちに聴いているものなのかもしれませんが。
なんだかわからなかったけど、もの凄く面白かった! と、
そういう感覚を味わってもらえるだけで、いいと思います!
その体験が、もう一回こういった音楽を聴いてみたいというきっかけになれば嬉しい。
とミニマルミュージックを広められています。
もちろん、先ほども記載したとおり
ジブリ音楽にもつかわれています。
こういったミニマル・ミュージックを普及させたことは、
久石譲さんの大きな功績の一つです!
また、すごさは作曲だけではなく
指揮者としてもピアニストとしても活躍中です。
「MUSIC FUTURE Vol.8」より久石譲:2 Dances for Large Ensembleを期間限定特別配信!https://t.co/HE0k2enndU
次は2月9日、東京オペラシティでのFUTURE ORCHESTRA CLASSICS Vol.4でお会いしましょう!https://t.co/gLqniCuILS— 久石譲コンサート@WDO/FOC/MF (@joehisaishi2019) November 3, 2021
久石譲さんは、指揮活動にも力を注がれていますが
2004年には
「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ(W.D.O.)」の音楽監督に就任。
クラシックの名作から自身の新作、
もちろんジブリの名曲まで様々な作品を、
新日本フィルハーモニーオーケストラと共演しています。
久石譲さんがピアノを弾かれていることもありますよね~。
本当に美しい音色です。
そしてなんと、2021年4月より日本センチュリー交響楽団首席客演指揮者に就任しています!
久石譲さんの世界が、関西でも聴けるようになりました!
クラシックファンも映画ファンも必見ですね!
たくさんあるうちの数点をご紹介しました!
久石譲さんがジブリ作品を手がけたのはいつから?
久石譲さんといえば、やはりジブリ作品。
手がけたその数なんと10作品!!!
例えば、ジブリの『となりのトトロ』
CDにはトトロで使われた曲が19作品入っていて
その中の19作品が全て久石譲さんが作曲されたものになります。
CDにはもしかしたら含まれていない曲もあるかもしれないのですが、
1映画に20曲くらい。
となると、10作品の作曲数の多さと、全て映画に合っている作曲となると
凄いですよね~!
そんな久石譲さんのジブリの始まりは
1984年公開の「風の谷のナウシカ」
当時の映画音楽は、音楽費をあまりかけることがない
本当に脇役だったそうで、
あまり良いものではなかったそうな。。。
今考えると信じられないのですが、
それを変えたのがジブリ。
徳間書店の系列に音楽会社があったそうで
ナウシカのレコードを出そうという話がでたそうなんですね~。
それが、現在のジブリ音楽の原点!
ナウシカの原作を読んでもらって、久石さんが自由に作る。まずそれを作ったら、それを聞きながら良い悪いを話し合って、それで本番に臨む。これは贅沢ですよ、と高畑さんが言って。それで突然ナウシカはそういう作り方で、オーケストレーションでやることになったんですよ。
という感じで作られたそうです。
今ではジブリ=音楽がいいは当たりまえ。
なんだか昔の映画が信じられないですよね!
ちなみに宮崎駿監督と出会った時のことを、
久石譲さんはこう語っています。
よく覚えているのは、阿佐ヶ谷にあるナウシカの準備室に案内された時。壁に「ナウシカ」のイメージボードがたくさん貼ってあって、宮崎さんがいきなり「ナウシカ」の内容を説明されたのが、強烈に印象に残っています。
ナウシカのイメージボードがある準備室!
三鷹の森美術館ではそんなイメージが
しやすい場所があるのですが、
そういう場所なのでしょうか?
久石譲さんは、音楽を宮崎俊監督にみせるときに
緊張すると昔、話されていたことをふと思い出しましたが、
この宮崎俊監督の話を聞いて、その中からイメージして
ピッタリな曲を生み出すって本当にすごいなぁと
本当に尊敬です。
ちなみに、宮崎駿監督も、同じ時の思い出をインタビューで答えています。
たしか1983年6月。
僕はひとりきりで呻吟していた。
そんな時に若い音楽家の訪問をうけた。
30代の久石譲さんだった。
久石さんはいつも前向きで、ナウシカの時も僕の描きちらしたスケッチをいくつか眺め、しどろもどろの僕の話に何度もうなずき、その間に、何かひらめいたのかひとみを輝かせていた。
なんだか、いいお話ですね。
そんなお2人の出会いが、
25年以上も名作を生み出し続けます。
こうして出会ってくれたおかげで、私たちは素晴らしい映画を観られたのですね〜!
音楽単品でも本当に素敵な作品だらけですが、
これが宮崎駿監督のアニメーションと絶妙にマッチし、
本当の良さがあぶりだされていますよね。
久石譲さんとドラクエはの関係性は?
ネットで「久石譲」と検索すると、
関連検索に「久石譲 ドラクエ」と出てきます。
ドラクエといえば、、、
2021年に惜しまれながら亡くなった大作曲家・すぎやまこういち さん。
名作ゲーム「ドラゴンクエスト」の作曲を手がけたことで有名です。
すぎやまこういちさんについてはこちら
ですので、久石譲さんはドラクエには関係ありません!
すぎやまこういちさんも久石譲さんも
素晴らしい方で、
どちらとも天才作曲家の方々。
そういう時代に生まれたことに感謝です!
ちなみに久石譲さんは
「作曲とピアニスト、そして指揮者。どの仕事が好きですか?」
と質問されたことがあり
消去法で言うとピアノを弾くのが一番嫌いです。
指揮者もエネルギーを使うからやりたくない。
でも最もやりたくないのは作曲。一生懸命書いても浮かばないときもあるからでも、朝何もなかったところから、夜に一曲が生まれる。
一番大変だけど、その感動が味わえる。
だから自分の肩書きは、どんなときでも作曲家です
と答えられています。
なんだかなんとも言葉では表せないのですが、
心に響く言葉だと思いました。
これからも楽しみですね!
まずは、今日の千と千尋の神隠しが楽しみです!
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