カワイ音楽教室は有名ですね。カワイ音楽教室にもグレードがあります。
それとは別にコンクールもありますね。カワイ音楽コンクールの話は聞きますが、あまりグレードについては出てこないですよね。
そんなグレードを調べている方のために、私の個人的に落ちたグレードの思い出とともにまとめてみました!
グレードテスト カワイ表参道
10/16(日)に開催♪沢山のご来場ありがとうございました!#カワイ表参道 #グレードテスト #受験 #ピアノ #カワイ音楽教室 #KAWAI #テスト pic.twitter.com/vg4xBfkXFR
— カワイ音楽教室・城東事務所 (@kawai_jyoto) October 17, 2016
カワイグレードは他のグレードと何が違う?気になる違いは?
グレードといえば、有名なのが、ヤマハ音楽教室とカワイ音楽教室。
音楽教室特有のグレード試験ですね。
あとは、ピティナ・ピアノステップも検定として有名です。
ヤマハグレードはこちら。
ピティナ・ピアノステップはこちら。
ヤマハ音楽教室やピティナ・ピアノステップとは少し違い、カワイグレードの7級までは「カワイ系列のお教室に通っている方」限定のグレードです。
なので、もしかしたらあまり有名ではないかも知れませんね。
カワイ音楽教室で1年間学んだことを総称して最後にテストをしてくれ、安心して次のクラスに上がれるというシステム
なのではないかと思います。学校の勉強と同じで、1年間で自分にきちんと身についているかというテストみたいなものでしょうか。
なので、こちらを受けたい場合は、カワイ音楽教室に通う必要があります。地域により、案外あるところはあるけれど、ないところはないイメージがあるカワイ音楽教室。
けれどカワイ音楽教室ではなくても、個人で活躍されている先生もいるので、案外、近くで習えるのかもしれません。
そして、6級からですが、指導者・演奏者グレードになります。
こちらはどなたでも受けることが可能です。
ヤマハ音楽教室と同じように指導グレードと演奏グレードに分かれます。
このグレードを持っていると、カワイ音楽教室で働けたり、ピアノの先生として働くときに、カワイの指導グレードと演奏グレードを持っていますと言えるから便利だよと昔いわれました。
なので、ピアノの先生として働きたい場合は受けることもいいかもしれません。
ただし、6級より5級など級が上を持っているほうがいいなどはあるかと思いますので、どこまで目指したらいいのか、を検討する必要性がありそうです。
カワイグレード6級以上を目指す場合、レベルはどれくらい?
カワイグレードの試験の課題曲はインベンションです。
バッハの初めの方ですね。速い方だと小学生で弾くのではないでしょうか?
なので、あまり難しいというイメージはありません。が、バッハ自体が、他の楽譜とは違う弾き方をするので、その学習が必要になるかと思います。
あとは、自由曲。
私は、自由曲は、ベートーベン、ピアノソナタ8番 悲愴 3楽章を弾きました。
こちらも昔習った曲から選んだ感じでしたね。
なので、そこまで難しいかというと、そんなに大変ではなかったと思います。
ちなみに私はこの時、一度落ちています。バッハの暗譜をど忘れしました。
今まで一度も忘れたことがなかったのに、当日だけ!
しかも全く思い出せず、『すみません。最初から弾きなおしてもいいでしょうか?』と伝え、弾きなおしました。1点不足で落ちています。
ど忘れは仕方がないかもしれませんが、初めからの弾きなおしがダメだったのではと当時も今も思います。それをうまく繋げられたら、もしかしたら受かったのかもしれません。
カワイグレード6級の試験について。どのようなことがあり、どのような雰囲気なのでしょうか?
カワイグレードを受けた時に思ったのは、小学生の頃に受けたヤマハのグレードと変わらないなぁということでした。
広い部屋で試験管の方がいて、ピアノを弾く。そのイメージです。
ちょっとキレイめな格好でいき、緊張しながらピアノを弾いて、そして、インベンションの曲を忘れた。。。という苦い思い出ですね。
あとは伴奏づけなどありましたが、そこまで大変だったイメージもありません。
なぜなら、私自身は小さいころ、ヤマハグレードで何度もやったことがあったので、身についていたからだと思います。
ちなみに、指導グレードは一回で受かりました。
こちらについては、カワイで取り扱っている参考図書を見たら大丈夫だと思います。
ヤマハよりカワイのグレードの方が簡単なイメージですが、ヤマハは一度も落ちなかったのに、カワイは落ちているのでなんとも言えないですね〜。
カワイグレード6級以上で珍しいグレードはポピュラーピアノと音楽教育。
ヤマハグレードとの違いですが、ヤマハグレードは5級からの指導者グレードは、クラシックが主です。
ただ、カワイグレードは他にもあり、まずは、クラシック以外のポピュラーピアノ。
ポピュラーピアノは、クラシックより簡単に思われがちですが、実は弾き方が多少違います。クラシックが弾けるから、ポピュラーピアノが上手かというと、これまた違うものだと思うんですね。
だからと言ってクラシックが不必要かというと、基本はクラシックなのでそれも大事です。
それをうまく融合したグレードになります。級があがると弾き歌いもあります。
そして、もう一つ。音楽教育。こちらは、本当に幅広く教育者を育てるグレードです。
内容が、リズムソルフェージュというリズムを楽譜を見て弾く、聞いて真似るなど、もあります
あとはリトミックや歌。級が上がると、読み語りや弾き歌いなど、保育士・幼稚園教諭としてよくやることをグレードテストにしてくれています。
保育士ではなくても、音楽の教育に携わる方、養護施設、慰問などでも出来たらいいと思う内容がぎゅぎゅっと詰められているなと思いました。
保育科では実践があり、先生から学べますが、通信だったり保育科ではないけれど、子供と関わりのある仕事の方は、この勉強しておくと、楽なのではと思います。あと、保育士の学校に行っても、現場に出て学ぶことは多々あります。
その時に実演でき、審査してくれる場所はいいなと思います!
カワイグレードはカワイ音楽教室の生徒さんやカワイ音楽教室で働きたい方にはおすすめです。
もしお子さんに7級までのグレードをおすすめするのであれば、カワイ音楽教室の系列のところで学ぶ必要性があります。
6級以上の指導者や演奏者用のグレードを受けるのであれば、そのグレードを知っているに先生であれば、どなたでもいいのですが、伴奏付けなどもあるので、カワイ音楽教室所属の先生に学んだほうが早いと思います。
あとは、6級のテキストなどをつかい独学という手もあるでしょう。
短大の時のピアノの先生が「カワイ音楽教室の先生」だった。という理由で受けました。受かっているので6級を持っていますが、カワイ音楽教室で働いたり、ピアノの先生として働いたりしないかぎり、あまり関係はないと思います。
受けたのも、就職先が決まらなかった場合、6級を持っていたら、カワイ音楽教室を紹介するから。という理由だったはずです。
結局、私は幼稚園で就職が決まったので、関係ありませんでした。
ただし、伴奏付けなどは、幼稚園で働いたりする場合なども役立つので、この勉強はしていても損はないと思います!
また、ポピュラーピアノを受けたい!リトミックの方の資格がほしい!のであれば、カワイのグレードになりますし、グレードの内容がいいので、いい勉強になると思います。
楽器店のグレードを持っていても、、、と思いがちですが、総合的に学べることはいいと思いますよ!
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