ピアノグレードって聞いたことがありますか?
『取りませんか?受けませんか?』と言われても、いまいちメリットが分からないものでもあります。内申書に書くことはできるのでしょうか?
そんなグレードの中で有名なものを3選上げました!
【 検定追加 】
2月18日(木)10:00より、演奏の腕前を試す「検定」の「ベーシック」と「リサイタル」それぞれに、3級と4級が追加されます!グレードをあげて検定に挑戦しましょう。 #ノスタルジアhttps://t.co/Hlp5M8kv0U pic.twitter.com/lg4C0UVRh4— ノスタルジア公式@Op.3好評稼働中! (@NOSTALGIA_573) February 17, 2021
ゲームでもあるようです。
ピアノグレードって何?内申書などに書くことはできるの?
ピアノのグレードを受けませんか?
ピアノの検定を受けませんか?
大手の楽器店や学校等に所属するとそのような話をされることが多いのではないでしょうか?
では受けたらどうなるの?と考えますよね。
グレードは、いわゆる、英検や漢検、数検の音楽バージョンです。
英検や漢検等も微妙なところはありませんか?内申書にかけるから受けようかな。〇〇級以上を持っていないと厳しいとか、そういうものがありますよね。
グレードも同じです。ただし、知名度は低いです。
内申書に書いてもらうことは出来るかもしれませんが、大手で有名なグレードでも知らないところは知りません。
なので書いても無駄なことも多いです。音楽科なら多少はメリットはあるかもしれません。
ちなみに、昔、私は書いてもらいましたが、『このヤマハグレードってどういうもの』と質問がありました。
受かりましたが、書いたメリットがあったかというとあんまりなかったと思います。(幼児教育科でした。それより、コンクールの伴奏のほうが食いつきがよかったです。)
ただし、グレードを受けるために努力をしたことは事実です。
なので、そのグレードを受けて、こんなことが身についています。(例えば、難しくてもチャレンジすることや、あきらめずにコツコツとやり続けることなど)につなげると、それは、面接でも内申書でもプラスに働くかもしれませんね。
では、なぜグレードという仕組みがあるのかというと、
試験の一種です。
どのレベルまで自分は弾けるのかというのを表す目安になるでしょう。そのために、他ではしない勉強をして実力をつけることも事実。
なので、受けるメリットはあると思います!
ピアノグレードで有名なのはヤマハ音楽教室。グレードといえばこれ!のヤマハグレード
グレードで検索をかけると、必ず出てくるのは、ヤマハ音楽教室のグレード。
1000万人の方が受けているだけあります。音楽業界のグレードの中では知名度抜群です。
そして、ピアノの先生ならヤマハグレードの3級とか持っている方が昔は多かったイメージですね。
ヤマハ音楽教室のグレードは、もともとはヤマハ音楽教室に通う方のグレードだと思いますが、内容はとても良いです。
音楽を総合的に学べる。がヤマハグレードは特化していると思います。
その分、学ぶことも多く小学生の頃は大変でしたが、大人になって音楽を使う仕事(幼稚園とかも含む)につくと、本当に楽です。そして、合奏とかの編曲なども楽でした。
ピアニストになりたいなどの場合は、もしかしたら早いうちから、コンクールを目指した方がいいと思いますし、そこからも総合的に学べます。
しかし、音楽を簡単に総合的に学びたいならヤマハのグレードはおすすめです。

ピアノグレード、ヤマハグレードと同じように名前をよくカワイグレード
ヤマハ音楽教室とカワイ音楽教室はよく聞く名前です。
地域によっては、カワイ音楽教室が多かったり、ヤマハ音楽教室が多かったりとするイメージですね。
グレードは課題曲と自由曲+初見のみになります。ヤマハのAコースのみがカワイグレードです。カワイ音楽教室のドリマトーンコースはヤマハのエレクトーンと同じです。
しかし、カワイ音楽教室の7級までの生徒級はカワイ系列の教室に通っている人しか受けられないです。
6級以下は指導者グレードなので、一般でも受けられます。指導者グレードになると、カワイもヤマハも同じような内容になります。
カワイグレードの方が、多少簡単なイメージです。
カワイグレードの6級以下は、ポピュラーピアノや音楽教育があったりと、クラシックだけではなく、幅広く音楽にかかわる人たち向けのグレードがあるのが特徴です。
音楽教育は、リズムソルフェージュやリトミック、級が進むと読み語りや弾き歌いなどの検定があり、保育士が持っていると優位だと思います!
これは、保育士や幼稚園教諭として、履歴書でアピール出来るレベルです。
リトミックや読み語り、弾き歌いなど授業では習うけど、本当にこれでいいの?と迷うものが、こうやって検定としてあると安心感があるなぁと思います。

ピアノグレードという名前ではないけれど、検定として同じような仕組みなのはピティナ・ピアノステップ
グレードに含めていいか迷いましたが、検定としておすすめしてもいいなと思ったので、こちらも一覧に載せました。
ピティナ・ピアノステップ。
ピティナといえば、コンクールのイメージが強いですが、ステップは結構、ピアノの先生からお話を聞きます。
ピティナが主催なので、様々な先生が幅広く審査してくれることがいいですね。
ヤマハ音楽教室やカワイ音楽教室は、教室所属の先生方の審査なので、その縛りが、ピティナにはないので、幅広い先生たちに見てもらえます。
あとは、会場が多いし選べます!色々なところで受けられるので、このピアノを弾いてみたい!この会場で弾きたい!をかなえられるのもピティナ・ピアノステップの特徴だと思います。
そして、パスポートというものを発行してくれます。ご当地シールなどもあり、楽しめながら、旅行感覚で(今はちょっと厳しいかもしれませんが)受けられるのも楽しみの一つです。
ピティナ・ピアノステップは、自由曲と課題曲のみ。フリーもありますが、基本、ピアノでクラシック曲を弾きます。
音楽を総合的に、、、というより、一つの曲をどれだけ勉強できているかをみるグレードです。コンクールと同じ感じですね。
コンクールまでは出なくていいけれど、何か目標を持ちたいなとか、いろんなピアノを弾きたい!という子や、シールを集めるのがモチベーションになるなど、楽しみとして受けるのであれば、ピティナ・ピアノステップもおすすめです。

さていかがでしたでしょうか?ピアノ検定は地味なものかもしれません。
しかし、音楽を学びたいや実力を見たいという場合はとても良いものです。検討してみてくださいね!
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