2020年度はピアノの発表会はなかったけれど、今年度は少しずつ発表会がありそうな雰囲気が出てきました。
発表会は親も先生も子供さえもドキドキするものですね。
ちょっと先生が怖くなり、ちょっと親もピリピリしてしまうこの時期。我が家はその空気を読む女の子と、全く読まない男の子とで毎回、発表会前は先生に怒られます。
そんな発表会で練習させる方法とは?をまとめてみました。
発表会が始まる!発表会の曲ってどうやって決める?そして、始める前に親として気をつけるべきことは何?
発表会の前になると、曲目でドキドキしませんか?
難しかったらどうしよう。
練習しなかったらどうしよう。。
洋服は?昨年の靴は入るのかしら?
今年の順番はどうなってる?
気になる〇〇ちゃん(お友達)は何を弾くんだろう。
さまざまな悩みがありますよね。うちの子たちも子供自身が同じように悩みます。
とは言っても、
人それぞれで、我が家は息子は悩みません。
小4ではまだ、悩むほど曲を知らないのもありますし、彼は基本的に周りを気にしません。
周りが何を弾こうと気にしない。
自分の世界をきちんと持っているという意味ではいいことですし、
周りを気にしないからこそ、練習が疎かになりがちな面もあります。
周りを気にするスキルは、練習をしようという励みにもなりますし、上手になる近道だと思います
中学生にもなると、これまた周りばかり気にしてしまうのが上の子。
「この曲を弾いたらすごいと言われるか」が今の1番の悩みのようです。
思春期だからということもあるでしょうか。
どのような曲がすごいのかは人それぞれなのですが、(と話をしても娘には響かないようです)周りの目を気にする時期なのでしょうね。
ちょっと難しい曲が当たっても、
周りにこう思われたいという思いで練習をするのですが、
周りを気にしすぎて、自分らしさが半減したり、プレッシャーを自分で自分に与えすぎてしまうことはあります。(心が強くなるのであれば、こちらもメリットになります)
そんな中での曲選び。先生が選んでくれる時はお任せですが、たまに「弾きたい曲を選んできてね」と言われると悩みますよね。
そんな場合、本当に弾きたい曲がある場合(例えば、YouTubeで聴いたなど)は、その曲を打診するのはいいですね!
上の子は今年、打診した曲は「まだ早い」と言われダメだったのですが、似たような曲を選んでくださいました。
あとは、ジャンルを伝えるのもありです。ジャズがいい。ポピュラーがいい。などそういう希望もあるようです。
反対に、下の子みたいに何でもいいタイプは、先生にお任せです。先生がやる気になる曲を探してもって来てくれます。あとは、本人がやる気があるうちに進めてもらうように、毎回しています。
そして、曲が決まったら、私がやらないことは
「人と比べること」と「勝手に練習させないこと」です。
まず、人と比べると子供が焦ったり、嫌になったりといいことがありません。
もしかしたら、〇〇ちゃんはすごいのを弾くかもしれません。けれどこの子はこの子だと割り切りましょう。
どんなにすごい曲を弾くより、目の前の子供にあった曲を、きちんと弾く方がすごいことです。
技術に目が行きがちですし、それで心の中で戦いもあるかと思いますが、そこは大人の余裕を持ちたいですね。
私もまだまだですが、気をつけるべきところです。
あとは、発表会は先生にとって、とても大事なものです。
生徒の普段の様子のお披露目会でもあり、集客もあるかもしれませんね。
なので、先生もかなり気合が入っています。先生のペースで進めてくれます。それを親が口出ししないことです。
先生が「ここまでしましょうね」と言われたことをさせる。もしくは見守る。とてもハードルが高いのですが、これも大人の余裕を持ちたいと常に思います。
発表会前が始まる!子供のピアノ練習、初めはよかったのに、段々練習をサボりがちになり、イライラがマックス!こんな時にやる気にさせる方法は?
曲が決まり、ある程度弾けるようになってきたけれど、そこで気の緩みが出るんですよね〜。
練習適当でいいや。から。。。
この曲飽きたしもう弾かないやら言い出す時期が毎回あります。
練習はするけれど段々と雑になり、結局、親子で怒られる。その後、親も本気モードになり、スパルタでさせる。。。それがここ数年の我が家でした。
今年こそはそれをしない。と決めて実行しているのが、
やる気のある今、「自分で練習させる」ということをしています。
練習しなさいとも言わないということですね。
イライラしても「見て見ぬふり」これで今年はどこまで行けるのか実験中でしたが、あまりの下手さに口出しました。。。
適当すぎる音が聞こえてきて、現在、週3くらいはついて聞いています。
反対に上の子は、毎年、途中から焦り始めます。
まだダメかも、まだ弾けないかもとメンタルが落ちてくるんですね。そして、プレッシャーで練習しなくなる。。。(普通は反対な気がするのですが)
彼女は毎年、着る洋服で
気分をあげていました。女の子はいいですよね。
「この曲にあうドレスって何色だろう?」で考えて練習してくれるからです。
しかし、中学生になった今、ドレスでは気分が上がらなくなったようです。
そして、今回、発表会3か月前。まだ曲は決まっていません。
どうなるのでしょうか。。
発表会前が始まる!当日、親として気をつけることは何?そして、浮かれていたり、緊張している子供に対しての言葉かけは?
とうとう、当日が来ました。
寝れないなどありませんでしたか?
興奮して寝ないとかもありそうですね。
ドレスや髪型、本当に当日はバタバタします。
髪型を綺麗にしても走り回る子たちに、せめて本番まではじっとしていて!!と思ったことも数知れずです。
それでも本番が近づくと、口数が多くなったり少なくなったりと緊張してしまうもの。その時はどうしたらいいのでしょうか?
こちらは、幼稚園で働いていた時から、子供たちに伝えていた言葉ですが、
「昨日まで練習したしうまく行っていたから大丈夫。本番楽しみだね〜」という言葉かけです。
とにかく、本番なんて何言っても仕方がないんですね。
直前に「あそこ大丈夫?音覚えてる?」など伝えてもパニックになるだけ。
それであれば、本番を楽しめるような言葉かけが有効だと思います。
あとは、間違ってもいいのです。
ごまかせれば良くごまかせたね〜となります(これは私が20代のコンサートで恩師に言われた言葉)
途中でとまっても、お辞儀を忘れても(毎年、妹はお辞儀を忘れました)
泣いても先生がどうにかしてくれます。
そして、コンクールではないから、観客席も皆さん暖かい目で微笑ましくみてくれます。
何より、間違えたりしたことは、また来年への糧になります。
娘は本番うまくいかずに大泣きしました。こちら、毎年数名います。
どんなことも経験です。悔しいこと、嬉しいこと、失敗も、子供のうちにたくさんさせてあげたらいいや。と思いましょう!
発表会前が始まる!子供のピアノ練習も大変だけど、これだけは発表会前に気をつけるべきこと!我が家の教訓。
発表会の曲が決まり、ある程度譜読みも終わり、これから曲を作り上げようとした発表会数ヶ月前のある日のことでした。
娘が雨の中、走って滑って転び右腕を骨折しました。。。
もう聞いた時はパニックでしたね。
痛いのと発表会に出れるかわからない娘を慰めつつも、私自身もまず間に合うのか、そして、どうなるのかという悩みがとてもありました。
その時に限って曲が右手のテンポが速い華やかな曲。
1番怖かったのは、先生にお話しする時でしたね〜。先生は、ご経験があるのか冷静に、間に合わなければ左手だけで行きましょう。と言ってくださりましたが、ドキドキでした。
結局、腕の治りは間に合ったのですが、治ったのが、本番前2週間。
上手に弾けるはずもなく、本番うまく弾けずに大泣きしましたし、娘にとっても後悔の残る発表会だったと思います。
そして、また今年の夏に発表会。今年は怪我に気をつけてと先生から忠告を受けたようです。
そして、これは私ですが、当日高熱を出しまして、ボロボロでした。。。
舞台の上で何を弾いているかわからない状態でした。
しかもその時も速い曲。昔はちょっとぐらいの熱なら出ていましたが、今なら発表会も参加できなくなりますね。
練習はやる気だけならどうにかなりますが、怪我や本番の病気はどうにもなりません。
なので、1番気をつけることは当たり前のことですが、「怪我」と「病気」になると思います。
せっかく頑張るのであれば、体調管理も充分にしたいところです。
目の前の曲にばかり目が行きがちですが、1番大事なことだと思い書いています。
発表会が悔いのないよう楽しめるものとなりますように!
コメント