コンクールもたくさんあるけれど、ブルグミュラーコンクールも意外に有名なコンクールです。
ブルグミュラーというと、初心者用の教本ですが、かなり良い曲が揃っていて、ファンが多かったり、昔弾いたから懐かしい!という方が多かったりする本ですね。
そんなブルグミュラーの教本と関係あるのかどうか、このコンクールを調べていきたいと思います。
マークが貴婦人の乗馬から来ているくらいかっこいいです!
ブルグミュラーコンクール2021年度課題曲発表は4月1日(木)です🎹
コンクール公式サイトにて公開いたします。https://t.co/J8X6KMUMaC
どうぞお楽しみに!
— ブルグミュラーコンクール【公式】 (@BurgmullerJ) March 11, 2021
ブルグミュラーコンクール2021。課題曲の人気曲は?
課題曲ですが、毎年4月1日に発表されます。
ではここで毎年どのようなものが出ているかをまとめたいと思います。
ちなみにブルグミュラーコンクールなので、ほぼほぼブルグミュラーの曲になります。
幼児の部門や小1、2年Aは毎年課題曲が変わりますので、それぞれの年によって人気の曲が変わります。
ただ、ブルグミュラーの練習曲は、データによると人気の曲は、
小1、2Bや小3、4Aは『3番の牧歌』『5番無邪気』『2番アラベスク』
などが人気です。
小3、4Bや小5、6Aは『25番の貴婦人の乗馬』が毎年人気です。
あとは『20番タランテラ』『14番スティリエンヌ』『15番バラード』が人気になっています。
こうやってデータで調べてみると
子供の頃に弾きたかった曲やかっこいい憧れた曲が人気の傾向にあるような気がします。
18の練習曲が入ってくる
小5、6年B、中学生、高校生から一般の方では、
18の練習曲より『14番ゴンドラの船頭歌』『15番 空気の精』が人気です。
昨年くらいより『13番 大雷雨』『18番 つむぎ歌』も人気が出てきていますね。
毎年、多少の違いはあるようですが、人気曲はそこまで大差ないようです。
やはり、出場する子が弾きやすい曲、点が入りやすい曲は必ずあると思いますので、
先生と相談の上、きめてくださいね。
ブルグミュラーコンクール2021の他のコンクールと違う特徴は?
ブルグミュラーコンクールは『初めてのコンクールとして使って欲しい』と明記してあります。
初めての方用の会場が用意されています。
それが『初参加限定地区』
そしてこちらは本当に初めての方用です。
※『初参加限定地区』は
ブルグミュラーコンクールに限らず、今までピアノコンクールに
一度も出場したことのない参加者のみ
他のコンクールでの出場歴があるとわかった場合、地区移動、もしくは参加の見送りをお願いすることがあります
とされています。どのコンクールにも出たことが無い方限定ですね。
そして、もしわかった場合は出れないかもしれないという、きちんとした対応がされています。
初めてって緊張しますよね。なのに、慣れた子が前後にいたりすると余計に緊張してしまうもの。そんな中、回りを見てもみな初めてと思うと少し緊張が取れるような気がします。
あとコンクールというと、併願(同じ級を他の場所で受けること)ができるイメージですが、こちらのコンクールが出来ないです。
なので一回勝負。そのほうが、上手くいかなくても諦めがつきそうです。
ブルグミュラーコンクール2021の概要や入賞率は?
ブルグミュラーコンクールは、実は春の開催ではなく、秋の開催です。
なので、参加要項は5月15日頃に発表されます。
イメージ的にピティナの申し込みをして、ピティナの予選の頃に、ブルグミュラーの申し込みが始まり、ピティナが終わった頃に始まるイメージがありますね〜。
昨年はコロナ禍の影響により、無観客開催、もしくは、動画開催に変更された地区もありましたが、無事にファイナルまで開催されています。
そんな2020年の参加者はコロナ禍関係なく2019年と同じような数字になっています。
時期がずれたから、変化がなかったのかもしれませんね~。
このブルグミュラーコンクールは2016年の開催時には2498名なのですが、ここ数年で爆発的に伸びているコンクールです。
けれど、予選通過者は2016年の頃より変化していません。毎年、約半数くらいになっていますね。
なので、年々難しくなってきているコンクールなのかもしれません。
が、ピティナコンペティションほど難しくはなく、グレンツェンピアノコンクールよりか難しいというイメージです。
曲数や曲目がちがうので一概には言えませんが、そのようなイメージですね。ただし、人数が伸びているので、ちょっと変わってきているかもしれません。
1番多い部門は、小3、4年生Aで、初参加率は小さい子(小3、4年Aまで)の方が多い傾向です。しかし、大きい子たちや、一般の方でも半数くらいまでが初参加です。
初参加率が高いです。ここは初めてのコンクールにしてほしいと言っている主催者の頑張りが通じてるように思えました。
ブルグミュラーコンクール2021。ブルグミュラーコンクールとは?
ブルグミュラーコンクールは、全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)が後援されているコンクールです。
なので、ピティナのコンペティションと共に聞くことが多いイメージですね。
このコンクールは
「何歳からでも挑戦できるピアノコンクール」
として開催されています。
確かにブルグミュラーならちょっとクラシックしたことがある方、もしくは、保育科などの教本でも使われるくらい有名な本なので、
「ピアノを弾きたい」という方には馴染みがあるものかもしれませんね。
こちらは『初めてのコンクール』として使って欲しいということが明記されています
このコンクールに出て、舞台慣れをして羽ばたいて行ってほしい。そんな主催者の考えが素敵ですね。
さて、ブルグミュラーとは一体なんでしょうか?
ブルグミュラーは、『人』の名前です。
正式名称はヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルクミュラーさん。
ドイツの作曲家の方ですね。
有名な本は25の練習曲。
こちらが皆様が小さい頃に弾いたことがある、もしくは憧れの曲がある本だと思います。
他には、18の練習曲、12の練習曲などもあります。
なぜ25の練習曲が有名かというと、日本のヤマハがピアノ教則本として採用下から。
ヤマハに通うと8歳から10歳でこの本を弾くようです。
確かに私自身もその頃ブルグミュラーを弾いたので、そのカリキュラムで使われているのでしょう。
そんなブルグミュラーの教本は、素敵な曲がたくさんある教本です。コンクールに興味のない方でも、ブルグミュラーの25の練習曲はぜひ、聴いていただきたい曲集です。
そのブルグミュラーから取られたコンクール、今年はどうなるのでしょうか?
楽しみですね!
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