斎藤秀範(さいとう・ひでのり)さんは、日本では数少ない「バロック・トランペット」の名手として有名な方です。
バロックトランペットとは普通のトランペットと少し違うのですが、
何故普通のトランペットではなくバロックトランペット奏者になったのでしょうか?
そんな斎藤秀範さんの気になる経歴、そして、プライベートまで調べてみました。
バロックトランペットについても後ほど解説します!
みんなでたくさん吹いて喋ってとっても楽しい収録でした✨皆さんどうぞご覧ください‼️ https://t.co/qgJb6YxHVk
— 斎藤 秀範 HIDENORI SAITO (@saito_hidenori) April 8, 2022
トランペットがたくさんでした!!一緒に出られていたエリックミヤシロさんについてはこちらに
斎藤秀範の高校・大学、年齢などの経歴を紹介!【トランペット】
斎藤秀範さん(さいとうひでのり)さん
1977年生まれ
埼玉県立伊奈学園総合高校
東京藝術大学 音楽学部 器楽科卒業
フリーランスのトランペット奏者
1977年生まれということは、今年45歳くらいでしょうか?
お写真みても、45歳には見えないくらいに若々しいイメージですよね!
フリーランスのトランペット奏者さんとしてご活躍中です。
久しぶりの再会でした‼️実に2年ぶり。。ホント嬉しかった。写真の僕の顔はどれもこれも険しいけれどちゃんと嬉しいのです、、はい。制限がまだまだある中ではありますが皆頑張って練習しています。お時間のある方はどうぞ聴きに行ってやってくださいませ🙏金管アンサンブルはやっぱり楽しいなぁ✨ https://t.co/GSPGbhzVlL
— 斎藤 秀範 HIDENORI SAITO (@saito_hidenori) March 7, 2022
テレび出演やコンサートの出演のみではなく、浦和ユースオーケストラのトレーナーなどでもご活躍されていて、活躍の幅が広いイメージですね!
そんな斎藤秀範さんがトランペットを始めたきっかけは小学4年生のとき。
通っていた小学校に吹奏楽部があり盛んで、お姉さんも入られていたそうです。ちなみにお姉さんとは、4学年差でサックスをされていたとか。
当時の斎藤秀範さんは、野球少年で全く興味がなかったそうです。それが興味を持ったのは、定期演奏会でのトランペットのソロ。
それを見たときにカッコいい!と思われての入部。そして、始められたときの楽器はコルネット。トランペットより、すこし丸っこい形の楽器ですね~。
途中、ご自身でトランペットを買ったので、トランペットに変わったそうです。と理由が、個人で買った子はトランペットを吹けるという風習があったからとか。すごいですよね。
そして、この時期にはもうプロになりたいと思われていたとか。すごいですよね。まだまだ、小学生高学年ではここまで考えられない子たちも多い中でしっかりされていますね~。
そして、中学生の頃も吹奏楽部に。中1年の頃は、あまり盛んではなかったようですが、中2で先生が変わり良くなったとか。ご縁がすごいですね!
そして小、中と吹奏楽部に所属した後に進学されたのが、伊奈学園総合高校です。
普通科に入られ音楽コースみたいなものを専攻されたそう。それから、個人の先生につき、大学を目指すようになられたそうです。
ちなみに、伊奈学園総合高の吹奏楽部は全国大会には毎年のように出場し、現在は部員数も300人ほどいる超名門校です!
/#伊奈学園吹奏楽部 が登場したNHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」再放送決定❗
\披露された曲「GO!〜応援メドレー・ディズニー・ソングス」♬ 息ピッタリの演奏をもう一度♪
✨放送日:6/18午後6時55分~「#ブラバンディズニー!~2019 ハイスクール・スタイル~」https://t.co/JmzdYOMTyg pic.twitter.com/KSOhlt3OdC
— ディズニー・ミュージック (@disneymusicjp) June 12, 2019
こうやって、TV出演もしちゃう高校なのです!
そして1年あけて、東京藝術大学に入学します。言わずと知れた日本一の音大ですね!
現在バロックトランペット奏者として活躍している斎藤秀範さんですが、この頃は、
普通のトランペットを専攻されていたそう。
そのころはバロックトランペットを知ってはいましたが、全く興味がなく、誘されても断ってきたそうですね。
それが今や、バロックトランペットをたくさん吹かれている斎藤秀範さん。人生は分からないものですね!
斎藤秀範の演奏しているバロック・トランペットとは?
トランペットといえば想像されるのが、3つのボタンがついているものですよね。
ジョーが吹いていたあの形のものです。
なんと美しく素直なラッパ吹きの姿。ジョーよ、、、#カムカムエヴリバディ #オダギリジョー #トランペット pic.twitter.com/ZGOWYMSlq6
— MITCH (@mitch6ward) March 13, 2022
いや~渋い!!
この形のトランペットが発明されたのは、1839年のこと。ひとつの楽器でドレミファソラシドが全て吹けるという、大発明だったのです。
しかし、トランペットはそのはるか昔から使われていますし、有名なベートーヴェンの『第九』が作曲されたのは1824年。
それまでは何を使っていたのでしょうか…?
それまで使われていたのが、このボタンの着いていない「バロック・トランペット」。
昨日、お陰様で僕の第一回バロック・トランペットコンサートを無事終える事が出来ました🎊お越し頂いた皆様、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。そして今回共演頂いた松井亜希さんと重岡麻衣さんにも心から感謝です✨
写真はカーテンコール時にお二人からサプライズで頂いた花束😭 pic.twitter.com/wRC9T3LNKT— 斎藤 秀範 HIDENORI SAITO (@saito_hidenori) April 6, 2022
斎藤秀範さんが持たれている楽器です。
あれ?ないですよね~。ボタン!
こちらのバロックトランペットは、いわいる「ド・ミ・ソ」しか吹けない楽器で、これ、普通のトランペットが吹けても全く吹きこなせないんです!!!
もうここまで来たら全くの別物のような気もしますよね~。
斎藤秀範さんはなんなく吹きこなしていますが、実はとんでもない技術で、並々ならない練習が必要なワザなのです!本当にその努力に尊敬します。
実はトランペットは今までに何度も姿を変えているとても歴史のある楽器です。
知る人ぞ知るという感じですよね。
その歴史を斎藤秀範さんは講義されていた李もします。
本日は我が母校埼玉県立伊奈学園総合高校からお招き頂き、音楽を学ぶ在校生の皆さんにトランペットの歴史や古楽についてのレクチャーをして参りました。(約)四半世紀前はそっちに座ってたなぁと不思議な感じも。最後にパーセルのソナタも演奏🎵やっぱり後輩達はかわいいかった。これからも頑張ろ! pic.twitter.com/bA9LcPt78v
— 斎藤 秀範 HIDENORI SAITO (@saito_hidenori) November 9, 2021
写真では、普通のトランペットが右から2番目、バロックトランペットが左から2番目です。
全く違う楽器に見えますよね〜
こうやって、色々なトランペットを広めていく、そんな新しい知識が世にたくさん出てくれることが嬉しいですよね!
斎藤秀範は結婚している?【トランペット】
ここまで、活躍されているとやはり気になるのは、もう一つ。
結婚されているかどうか!
なぜ気になるのでしょうか?と思いがちですが、やはり気になるものは気になる!ということで調べてみました。。。
斎藤秀範さんが結婚しているかどうかは、
調べても分かりませんでした。
しかし、もう45歳くらいということは、ご結婚されている可能性もありますね~。ただし今は、40代でもお一人で頑張られている方もたくさんいらっしゃいます。
これから、わかるのかもしれませんし、公表されないかもしれませんし、まだまだ分からないところです。
ちなみに、音楽をされている方のご結婚や彼女の情報はほとんどの方が公表されていないイメージですね~!
斎藤秀範の所属しているバッハ・コレギウム・ジャパンを紹介!【トランペット】
先程から度々出てきている『バッハ・コレギウム・ジャパン』(以下BCJ)は、日本では少ない古楽器を使ったオーケストラです!
今年の聖金曜日は4月15日。キリストの復活を記念する日曜日の3日前の金曜日が、十字架の受難を記念する日と定められたのは、恐らく2世紀頃。以来二千年間、復活祭の3日前には特別な礼拝がもたれてきました。これに倣って私たちBCJも、毎年マタイ受難曲を演奏しています。 pic.twitter.com/on9u4T5ES0
— Masaaki Suzuki (@MSuzukiBCJ) April 4, 2022
斎藤秀範さんは元々は、先ほども書いた通り、バロックトランペットには興味がなかったそうです。
ちなみに、バッハ・コレギウム・ジャパンは、バッハの時代の音楽を演奏されるので、楽器は、バッハの時代=バロック時代にできたものとなり、バロックトランペットを使用します。
となると、縁って不思議ですよね~。
先ほどの写真でもわかるように、形も吹き方も違うバロックトランペットは、やはり始めは苦手だと思われていたそうで、斎藤秀範さんは学生時代は断りつづけたそうです。
ご本人が話されているとおり、今はバロックトランペットを吹く方も聞くし、そこまで躊躇する方も多くはないそうですが、当時の時代はこのような方も多かったとか。
なぜ、それが、バロックトランペットをされるようになったかというと、、、
学生時代は、しない?という声かけだったみたいですが
大学卒業されたときに、『やってくれないか』と声をかけられたそうです。人数が必要だったからという理由でしたが、やらせていただきますと言い、始められたそうです。
どうしても必要だったみたいですね~。そう考えると、縁があるものは断っても何してもやはり縁があるんでしょうね!
本当に不思議です。
そして、やり始められたら、
やってみてから「やれそう?」と聞かれて「やってみたい」と答えて、本番を重ねられて、バッハ・コレギウム・ジャパンに参加されるようになったそうです。
それが2003年。そして、現在2022年。
運がいいと言われていましたが、もうかなりすごいベテランさんですよね。運だけではなくて、積み重ねられた経験がすごいですね!
僕はいつも最後に『ミ』の音を吹きます。かつて所属していた吹奏楽部のハーモニー練習での僕のパート、1st.トランペットの最後の音は『ミ』だったのでなんかそっちに行きたくなっちゃうんですよねぇ🎺 https://t.co/3SCORyUjmj
— 斎藤 秀範 HIDENORI SAITO (@saito_hidenori) February 19, 2022
バッハ・コレギウム・ジャパンのHAPPY BIRTHDAYの曲がすごすぎました!!これ、誕生日に聞けたら嬉しい!
バッハ・コレギウム・ジャパンについては鈴木優人さんのところにも書いています!
今は、もうバロックトランペットの方の演奏が多いそうなので、この頑張りや出会いってすごいなぁと思います。
バロックトランペットは、プロのトランペット奏者でも、こんな機会でもないとなかなか触れることの無い楽器。
バッハ・コレギウム・ジャパンに誘われたのも人数が必要だったからと言われていましたが、運を味方につけているのがすごいですね!
こうやって、やりたいことはやりたいと小さい頃から言って、進む道・進む道で、縁をつなぎ、努力を重ねて、運を味方につけて歩まれている斎藤秀範さん。
サラリとYouTubeで語られたりしていますが、その道のりは努力の積み重ねだったのが、話を聞いてもわかります。
そして、こちらのYouTubeはとにかく、音楽について詳しいです。トランペットなどの楽器を将来仕事にしたい方などには、面白いかと!
題名のない音楽会などでよくみる斉藤秀範さん。これからも楽しみです!
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