コンクールを調べてみると、多いですね〜。
200あるとかないとか。何をどう調べていいかわからない。
有名なコンクールはレベルが高そう。
けれど、高いお金払うのであれば、少しは有名なところがいい。また、コンクールに出たいけどコロナ禍の中で移動が難しいや、会場に行くのはまだ怖い、などもありますよね。
そんな中、時代に合わせたコンクールが2020年にできました。そのコンクールのご紹介です。
【3/1から全日本ピアノコンクール地区大会開催】
小学生〜一般/7部門で参加者募集!#全日本ピアノコンクール国内最高レベルの審査員による、動画オンライン審査×ホール対面審査で公平な審査と講評を行う全日本ピアノコンクール。
— 全日本ピアノコンクール【公式】 (@pfclassicmusic) February 5, 2021
全日本ピアノコンクールってどんなコンクール?歴史は?
コロナ禍になったのは、ちょうど一年前。
春ってコンクールの申しこみがあったり、途中だったりする時期ですね。中止になったコンクールや延期になったコンクールなども出てきました。
そんな中、時代に合わせてできたのが「全日本ピアノeコンクール」
こちら、オンラインによるコンクールになりました。
なので、出来立てのコンクールです。
コロナ禍前はホールできちんと弾き、評価されるものでしたよね。。
なのでプログラム順が悪くても、体調が悪くても、実力が発揮できなくても、それが運なのだから仕方がないということもありました。
実際私は当日、熱が出てフラフラしながら舞台で弾いたこともあります。(もちろんボロボロでした)
そんなのではなく、密にならず、全国どこにいても誰もが参加できる、オンラインコンクール。
当たり前に出来る今にびっくりですよね~。
小学生以上が参加できます。
全国180の地区別に分かれるようですが、日本最大級だそうです。
47都道府県で180地区ってかなり細かく審査してくれますね。どこからでも申し込みが可能だからでしょう。
そんなオンラインコンクール2021年の今は当たり前になりましたが、1年前までは、なかった世界なんですよね〜。
その全日本ピアノeコンクールは、2021年は「全日本ピアノコンクール」と名前を改めて登場しました。
名前が変わっても色々な変更点はありません。
全日本ピアノコンクールはなぜ始まった?
昨年の5月頃に決まり発表され、6月から申し込みを受付始めました。
ちょうど、昨年の5月は緊急事態宣言中。
このコンクールはコロナ禍で先が見えず、けれど、もしかしたら別のコンクールが開催されるかもしれないという状況の中で練習をやめるわけにはいかない子たちや指導者の方々に向けて作られたように思えます。
なので、コロナ禍だからこそできたコンクールなのです。
なんか不思議ですね。逆境に負けない感じがいいと思います。
メリットは動画は、いつもと違い緊張するかもしれませんが、弾き慣れたピアノだったり、コンディションが良い日に撮ることもできるので、演奏者にとってはいつもと同じような演奏ができるメリットがありますね。
デメリットとしては、皆同じ条件なので、皆、コンディションがいいものを出してくるので、レベルが高くなりますね。
あとは審査をする先生方も、何度も聴いて判断できるので、もしかしたらいつもより公平さがあるかもしれません。
そして、予選は動画で、本選は無観客でのホールでの演奏で生配信されました。これならコロナ禍でも安心ですね。そして、これまでの本番と同じような体験もできます。
目の前で聴いてくれる方が見えなくても、ネットで誰かが聞いてくれる。今まで行けなかった人や外国の方も聞くことができます。
日本から世界へ。という大きい未来がつながるコンクールだと思います。なんか壮大ですよね!
全日本ピアノコンクールの今年の審査方法や課題曲は?
初めてだった昨年に比べて、今年は少し変更があるようです。
まずコンクールの名称も変わりましたしね。そして、募集も3月1日からになり、5月5日までに出すことになりました。
課題曲というものはなく、制限時間が決まった自由曲1曲です。
なんだか課題曲がないコンクールって不思議です。
昨年より、より公平にというのがあるようです。それは地域差のようですね。
地域によって人口が違うので、上手な子が偏ってしまったりあったのでしょうか?
昨年は「上位2位・評点平均7.5点以上」などがあったものを、今年は、
上位2位 且つ 評点平均7.5点以上 または評点平均7.9点以上
と、変えたようです。これを追加してきたということは、昨年7.9点以上で都道府県大会に行けなかった子がいるのでしょうか。
都道府県大会では、
各都道府県の進出枠を参照または評点平均8.3点以上
となったようです。
安心ですね。上手な子がきちんと上へ上がれるシステム。順位だけではないものできちんと評価してくれます。
今年は昨年とは違い、受付の期間が長くなったことや都道府県大会やブロック大会なども出てきました。
なので、まだ未知な世界です。今年を終え、また来年修正してなど、新しいコンクールなのでその時にあった対応ができるコンクールなのでしょう。
時代に合わせて柔軟に対応してくれるコンクールだと思います。
全日本ピアノコンクールのレベルをは?
レベルはちょっとまだ未知です。
なぜかというと、
まず昨年と今年の審査方法などが違いますし、そして、今年は開催地区も増えます。
昨年の点数が出ているのを見ると、ほとんどの子が8以上。
B級の小4〜小6の部門では、予選通過が8.7以上ですね。
どのような審査方法なのかもわかりませんが、
点数だけならかなりレベルが高いのではと思います。
ただし、審査方法がどのようになっているのかが見えないため、一概に難しいとは言えないのが現状です。
審査員による可能性もありますからね。自由曲のみなので、審査も難しそうな。。。
そして、今年はブロック大会からオンライン審査と対面審査という二刀流も始まるみたいです。
本当にこれからというコンクールです。
未知だからこそ可能性がありますね。しかし、どうなるかもわからない。だから面白い。
初めてのコンクールにも動画は最適だと思いますし、コンクールに慣れた方は、新しいコンクールというものにチャレンジすることも楽しいと思います。
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