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ヤマハジュニアコンクール、いつから始まったの?どうしたら出れる?

コンクール一覧

ヤマハといえば、バイク、そして、ピアノ。
あとは、ヤマハ音楽教室というように、ヤマハ=〇〇がとても多いものです。

そんなヤマハを調べてみると、ヤマハジュニアコンクールというものを発見。昔から色々な取り組みをしているヤマハですが、コンクールについては、初耳でした。

そんなヤマハのコンクールは一体、どのようなものなのでしょうか?その特徴がヤマハらしくて気になるコンクールです。



ヤマハのコンクールとは何?それは、ヤマハジュニアコンクール。いつから始まったの?新しいコンクールを知りたい!

ヤマハジュニアコンクールは2016年から始まり、今年(2021年度)で6回目になります。

比較的新しいコンクールですね。

ヤマハは音楽教育に関しての教育理念があります。それが

すべての人がもっている音楽性を育み、自ら音楽をつくり、演奏し、楽しむことの出来る能力を育て、その音楽の歓びを広くわかちあう

という教育理念です。なので、ヤマハって比較的、色々な種類のことを学べるイメージなのですが、このコンクールの開催趣旨も面白いと思いました。

・楽譜から演奏者自身が感じたものを自由に表現してほしい
・音楽の幅や演奏表現の幅を自由に広げていってほしい

ということですね。コンクールで「自由」という表現って聞くような聞かないようなという感じです。が、ヤマハの自由は、とても自由です。

それは、自選曲というものがあるのですが、こちらはどのようなジャンルを選ぶことも可能ということです。演奏者が「これを弾きたい!」と思う曲を演奏できるとか素敵ですね〜。

これじゃなきゃダメ、この曲は弾かない方がいいなどではなくて、自分で自分らしく表現できる曲を選ぶ。ということも、良いお勉強のような気がします。言われた曲ではなくて、探すことも楽しいものですね。

あとは最終ファイナルになると、
「原曲がピアノソロ曲ではないものをピアノソロ曲にして弾く」という課題があるのも特徴です。面白いですね!ピアノが弾けるだけではなくて色々なことを出来るようになろうね。というようなコンクールです。

楽譜のままに弾くこともいいけれど、アレンジを加えたり、自分の表現をしやすい曲を選んだりすることも可能なんです。それがヤマハのすごいところ。
そして、ヤマハらしい取り組みのような気がします。

楽譜通りに弾くことがあまり好きではない子でもチャレンジできて、楽しめる。そんな自由なコンクールだと思います。今までになかった面白いコンクールですね!



ヤマハジュニアコンクールの出場条件は何?ヤマハ音楽教室に通わなきゃ出ることはできないの?そして、ジュニアコンクールは何歳までが出場可能?

ヤマハジュニアコンクールという名前なので、ヤマハ音楽教室の生徒さんのみの出場なのでしょうか?

調べてみたところ

①ヤマハ特約楽器店から推薦・選出を受ける
②一般Web映像審査にエントリーする

という二つの方法が選べるようです。一般とヤマハ特約楽器店との審査の違いはわかりませんが、どなたも出れるコンクールのようです。

こんな面白いコンクールをヤマハに通われている方に限定するのは、勿体無いような気がしますので、一般の方でもどなたでも受けられるのは良いですね!

そして、気になる年齢ですが、

ジュニア部門とユース部門と分かれています。

ジュニア部門は15歳以下。
ユース部門が18歳以下。

というコンクールです。ユース部門は今年新設されました。

A部門に関しては8歳以下になりますが、何歳から出れるのかということは、探してみたけれど、わかりませんでした。ジュニアですから大人が出れないのは仕方がないのですが、もしかしたら子供は何歳からでもいいのだと思います。

そして、ジュニア部門は第1位から第3位までの賞を取ると、世界的ピアニストに特別レッスンが受けられます。

世界的ピアニストにレッスンを受けられるなんて夢のようですね!そして、ユース部門でも、ヤマハグループ全体で支援していくと書かれています。

ピアニストへの第一歩をぜひ、ヤマハジュニアコンクールで掴むこともいいですね。夢が膨らみます!



ヤマハジュニアコンクール。一番気になるのは課題曲。そして自選曲。どんな感じの曲を選べはいいの?

気になるのは、どんな曲を選べるんだろう。ということですね。

ジュニア部門の課題曲は時代ごとに分かれています。こちらは他のコンクールと同じような形だと思うのですが、ヤマハジュニアコンクールに関しては、

動画審査が「バロック」
セミファイナルが「ロマン派」
グランドファイナルが「古典」

になっています。
こうやって時代ごとに弾く曲が変わり、もう一曲は「自分で選ぶ自選曲」そして、グランドファイナルでは3曲の課題曲から選ぶピアノソロに変奏する曲があります。

どこでもありそうで、なさそうなコンクールのイメージですね!

そして、今年新設されたユース部門は、ジュニア部門とは課題曲が違います。

ユース部門は

満18歳以下の資質ある若き演奏家の発掘・育成を目的としたユース部門を新設し、将来グローバルな活躍が期待される演奏家の成長支援を強化いたします。

ということなので、演奏家を目指す方向けの部門ですね。なのでジュニア部門とは全く違う感じの曲です。

時代ごとに分かれる課題曲ではなく、
動画審査に関しては、バッハとショパンの指定された課題曲を2曲選ぶようになります。
セミファイナルからは時間制限もつくようになりますね。
そして、グランドファイナルはリサイタル形式です。

演奏家の発掘と育成というヤマハの開催趣旨に沿ったピッタリの内容となっています。

そして、ジュニア部門とユース部門は併願が可能です。曲目の違いなどもありますが、タイプが違うコンクールを受けられることは楽しいかもしれませんね!

さて、色々とまとめましたが、調べれば調べるほど、個性のあるコンクールだなと思いました。
そして、楽譜もプリント楽譜で取り扱いがあるので、ネットで買えますし、応募要項も見やすかったです。不安のない応募要項をみると、さすが大手だなと思います。

たくさんのコンクールがありますが、ヤマハに通われている方、ヤマハが好きな方、面白いことにチャレンジしたい方、演奏家を目指している方にはとても良いコンクールだと思いました。


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