コンクールを調べてみたら、たくさんあるものですね〜。
有名なものから、あまり知らない新しいものまで、こんなにたくさんあると、どれに出たら良いのだろうかと悩みますね。
その前に、まずコンクールって必要なのか?でも悩みませんか?
たくさんあるコンクールを選ぶ前に、自分にコンクールは必要なんだろうか?そして、子供にコンクールは必要なんだろうか?
個人的に、何か目標があったほうが良いとは思います。私自身が、何か目標がないと頑張れないタイプというのもあります。
今回は、コンクールのメリットとデメリットをまとめてみました。
コンサート情報(6/29-7/5)
☆2020特級入賞者の褒賞公演最終回!尾城杏奈(グランプリ)・森本隼太(銀賞)・谷昂登(銅賞)の3人が一同に集う褒賞コンサート。
7/7(水)18:30カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」にて開催。https://t.co/sdoYB4qorr pic.twitter.com/Iv8oM8Swg2— ピティナ【公式】 (@ptna_web) June 25, 2021
音楽系のコンクールは受ける?受けない?どのようにしてコンクールを受けるのだろう?
コンクールに出る、出ない。悩みませんか?今はどこにいてもコンクールの話は少しは耳にするものです。
先生にコンクールを勧められたの。どうしよう。や、
コンクールに○○ちゃんが出ているから、私も出たい!や、
お教室もほぼ全ての方がコンクールに出るから、自分も出なきゃいけない。
など、たくさんの意見があり、出るのだと思います。
私は、娘が習い始めて2年ほどだった頃、娘にヤマハグレードを受けさせたくて、先生に頼みました。
私にとって、コンクールより「聴いて弾く、見てすぐ弾く、メロディーに伴奏をつけられる」という技術の方が大事だと思っていました。
これは私が役立った経験から娘にもさせたいと思ったからです。
先生と話し合い、色々と相談した結果、コンペティションを勧められました。
その年はグレードもコンペも受けず、翌年にピティナのコンペティションを受けました。
コンペを受け、娘は、自分より上の人がたくさんいると知り、頑張るようになったので、コンクールも良いものかもしれないと思います。
音楽系のコンクールは受ける?受けるメリットとはなんだろう?
子供を持ち、子供がピアノを習い始め発表会を見た時に、コンクールに出ている子と出ていない子の差を感じたことがあります。
まずは礼儀です。あと場慣れ。堂々としていましたね〜。
あと、演奏もコンクールに出ている子って分かるくらい上手でしたね。
魅せる弾き方をするなとも思いました。
それを見て、一度は断ったコンペティションも良いかもと思ったことと、
娘に「井の中の蛙」になってほしくないなと思い受けることを決意しました。
ピアノのお教室だけだと、どうしても外の世界を知りません。
なので、そこでどんなにうまくなろうと練習しても、そこでは一番になれるけど、外では通用しないと思うのです。
これは、私が田舎では弾けたほうだけど、東京に出てきた時に、上には上がいると現実を見て落ち込んだ経験から来ています。
上手な方の演奏は昔より聴くようになりましたが、どうしてもyou tubeやTVの世界では現実見がないもの。それをコンクールは間近で体感出来る。これはやはり良いことだなと思います。
個人的に、小さい頃から現実を見るほうがいいと思っています。
それで、ピアノが嫌いになれば、他のものを選べばいいだけなので。
けれど、これは子供の性格にもよります。
娘は負けず嫌いで強くてピアノ大好きだったので出来ましたが、息子は、ちょっと打たれ弱くて、練習も嫌い。こういう子には向いてないと思うので、息子は出さない方向です。(コンクールは男の子もたくさん受けてます)
あとは、キレイなドレスが着れる。素敵なピアノが弾ける。参加賞をもらえる。審査員の先生からコメントをもらえる。
などなど頑張ったことを評価してくれます。これはこれで、本人も嬉しそうでした。
あとは、入賞したらそれがプロフィールにつくので、すごい!となり評価につながると思います。
そして、そこから様々なご縁が広がるのでしょう。これがもしかしたら一番のメリットかもしれません。
音楽系のコンクールは受ける?デメリットは?
練習ですよね。。。
好きな子や自分から弾く子はいいと思います。
毎日、とにかく練習。いつも常に練習。もちろん親もつきっきりでした。初めてだったということもあると思います。
あとはレッスンが増えますね。
毎週のレッスンに追加レッスン。運動会の後もレッスン。常にピアノ、いつもピアノ。となりました。
うちはグランドピアノを持っていないので、とにかく練習室を借りて、何時間も弾きました。
あまりの辛さに娘もよく泣きましたね。
それでも、頑張ったのはやはり本人が負けず嫌いだったのもあるし、
レッスンや練習が終わったら、それなりに楽しむ時間もあえて作ったこともあると思います。
ほんの数ヶ月でしたが、本当にこの時が一番ピアノを弾いていたと思うし、なにより、お金を使いました。
けれど、うちは落ちました。
そして、1点くらいの差だったようですね。そこはちょっとわからないのですが。頑張っても報われないという経験になりました。
これをバネに出来るかが大事だと思います。
娘はこれをバネに頑張り、それからが一番伸びましたね。どんな練習も辛くないと言うようになりました。
何万人も受けて、優勝するのは一人です。
その子以外は皆、つらい思いをするんですね。それを親が受け止められるかも必要かもしれないですね。
娘が落ちた親としてコンクールについてまとめてみました。
あとは、コンクールによっては、そのコンクールに見合う弾き方があります。それを身につけてほしいのか、そういう視点から考えるのもありかと思います。
音楽系のコンクールは受ける?コンクール以外にコンクールみたいなものはある?
まずは、お子さんにどのように音楽と関わってほしいかが大事だと思います。
自由に趣味として楽しんでほしい。
それがどこまでのレベルでしょうか?
コンクールでの入賞レベルも自信になりますし、なにより力もつくと思います。
あとは、グレードですね。ピアノの検定になります。詳しくはこちらに。
どちらにしても、練習はセットになります。
コンクールとグレードはまた勉強することが違うと思います。
私の求めている子供たちのピアノのレベルは
・途中で辞めても、弾きたくなったら再開できる技術を身につけておくこと。
・ピアノを通して人間性を磨くこと
です。人間性を磨くのは、レッスンの礼儀作法、言葉遣いなどですね。個人のピアノ教室なので、下の子の面倒を見ることはあまりありませんが、発表会で合奏もあるので、そこで面倒をみることなども含みます。
それと集中力とコツコツやる力などの忍耐力も含みます。
あとは、やめても再開できる技術。
これはちょっとどこまでやればいいのか難しいところもありますが、
基本的な土台作りをしておくことですね。
私は練習が嫌いなので、反対にコンクールなどの目標があったほうがいけるような気がします。
無いとグダグダになるタイプです。
けれど、子供たちにとって、果たしてそれがいいかはわかりませんし、もしかしたらグレードでシールあつめの方がたのしいかもしれない。
そうやって、色々なところから見てみるのもいいと思います。
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