数々のコンクールで優勝し、NHKの番組に出演したり、
現在も様々なところで活躍中のピアニスト 髙木竜馬(たかぎ りょうま)さん。
今回は髙木竜馬さんの輝かしいプロフィールから、
プライベートまで迫ります!
題名のない音楽会
「歌う楽器・フルートの音楽会」今週の題名のない音楽会に出演いたします!
フルーティストのCocomiさんと、バッハ=グノーのアヴェ・マリアとラフマニノフのヴォカリーズをご一緒させていただきました☺️是非!
ご覧いただけましたら嬉しいです!!!https://t.co/ZRTdp9yH5a pic.twitter.com/1OO7fRS53i— 髙木 竜馬 (@RyomaTakagi) May 2, 2022
楽しみですね!
ここみさんって?
髙木竜馬さんの母は?そして家族はどんな方々?
髙木竜馬さんはどんなご両親のもとで育ったのでしょうか。
お父さんは音楽愛好家でヴァイオリニスト。
4歳と年下の妹さんもピアニスト、
そして、お母さんもピアニストであり、ピアノ教室をされている先生
という音楽一家ですね!
何より妹さんの高木薫子さんもすごくて
お2人でウィーン国立音楽大学のコンクールで1位と2位ということも。
ウィーンで開催された「Dr.Josef Dichler Piano Competition」にて第1位を頂きました!
嬉しいことに第2位は妹の薫子が受賞しました。また特別賞としてウィーン楽友協会内にあるベーゼンドルファー社のサロンホールでリサイタルをさせて頂きます。
これからも誠実に音楽と向き合って、頑張ります! pic.twitter.com/Qxyui3CWve— 髙木 竜馬 (@RyomaTakagi) May 7, 2018
これに関して、
僕にとっては、逆だとちょっと話がややこしくなるからこれが最善の結果だった、妹も同感だろうと思って感想を聞いたら、“お兄ちゃんに負けて悔しい!”と本気で言われて(笑)。頼もしいですね
と話されていたことは印象的ですね~。
兄妹で切磋琢磨できるお2人、とても良い関係性なのでしょうね!
ちなみにお2人ともウィーンに在住で妹の薫子さんは
留学中です!
先日ウィーンで行われた第10回 ロザリオ マルチアーノ国際ピアノコンクールにて第1位(GRAND PRIX)を頂くことができました!!
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました☺️ pic.twitter.com/cynS866aiW— 高木 薫子 Kaoruko Takagi (@kaoruko__takagi) August 20, 2018
妹さんもすごい経歴の持ち主!
髙木竜馬さんは2歳でピアノを始められていますが、
生まれた瞬間から決まっていたというくらい、ごく自然に、気づいたらピアノの道に進んでいました。他の選択肢を考えたことも、ピアノが嫌だと思ったこともありません。
と語る髙木竜馬さん。
ピアノが嫌だと思ったこともないって、本当にすごいです。
誰でも練習を重ねたら、嫌だと思う時期があるのかと
思っていました。
気づいたらピアノの道に進んでたという高木竜馬さんを
支えたのは、アマチュアヴァイオリニストでもあるお父さんと
ピアニストであり先生であるお母さんが支えられたのでしょうね~。
そんなピアニストのお母さんは、
髙木竜馬さんがコンクールに優勝した時のインタビューで、
「いろいろな先生から習ったものを自分なりに消化できた結果でしょう」
と喜びのコメントを出されています。
メールで祝福もされたとか!
そして
「(竜馬さんは)勉強中の身。まだまだ足りないところがあるので、これからも研さんを積んでほしい」と、さらなる飛躍を期待した。
と、少し厳しいようにも思いますが、
さらにまだ先を目指してねと応援する親心が見えますね!
ピアノ界のスーパースターとも呼ぶべき
超絶輝かしい成績を残している髙木竜馬さん。
それを小さいころから、ピアニストとして母として先生として
ストイックに支えてくれたお母さん。
こんなストイックなお母さんの元で育った髙木竜馬さんだからこそ、
ここまで大物になれたのかもしれません!
髙木竜馬さんの経歴、プロフィールを紹介!【wiki】
幼少期からピアノを始めた髙木竜馬さんは、
その後どんな人生を送ったのでしょう?
ご本人のホームページに記載されています!
1992年11月13日生まれ
千葉市出身ウィーン在住2歳よりピアノを始める
渋谷幕張高校在学中に、ウィーン国立音楽大学コンサートピアノ科に合格。
大学院を最優秀の成績で卒業。指揮法を小澤征爾氏からレッスンを受ける。
これでも大幅に割愛しています…が
注目すべきは、『高校在学中にウィーン国立音大に合格』!!!
日本人の多くは、日本の音大在学中、
卒業後に海外留学する方が多くいます。
有名な音楽家も多くの方がこのルートを辿っていますが…
髙木竜馬さんは高校在学中に合格、卒業後にウィーンに渡っています!
しかも、髙木竜馬さんが通っていたのは普通高校で音楽高校ではありません。
普通高校と簡単に言いましたが、
渋幕と言われる渋谷幕張高校は偏差値76。
その偏差値76の普通高校より
在学中に合格。
そして、ウィーン国立大学は
ピアノだけではなくて、ドイツ語が出来なければ入れないようです。
となると高校在学中に
ドイツ語も出来て、勉強もできて
ピアノも出来て。。という高木竜馬さんの
すごさが分かりますね!
ちなみに、ウィーン国立大学には、
高木竜馬さんのお友達の石井琢磨さんも
学ばれています。
コロナ禍なので非公開でしたが、実は密かにホールのドアに張り付いて外から演奏を聴いていました🤭 ドア越しにも伝わる瑞々しくて美しい音と素晴らしい演奏を聴きながら、ウィーンでの琢磨との本当に楽しかった時間を思い返して感慨深くなっていました🥲卒業おめでとう&これからもよろしく!! https://t.co/Jq28MWHeY8
— 髙木 竜馬 (@RyomaTakagi) January 22, 2021
なんだか素敵な友人関係ですね!
そんな石井琢磨さんについてはこちら。
ちなみに音楽科ではなく、普通科に進み学ばれた理由は
7歳から教わっていたエレーナ先生の教えがあったそうで…
「まったく自分とは別の分野で高みを目指してがんばっている人たちと一緒に勉強することは、エレーナ先生がおっしゃった人生の豊かさを育むにあたって大切なことなのではないかと考えました」
髙木竜馬さんのピアノや音楽だけでなく、
人生の支えとなった恩師、エレーナ先生。
外で遊ぶこと、本を読むことや勉強することなど、様々なことに興味を持つことを
勧められたそうです。
サッカーでゴールキーパーもされていたなど
運動も楽しまれていたとか!
そんなエレーナ先生の教えが今の高木竜馬さんの
土台になられているのでしょうか。
先生との関係も素晴らしいですね。
ここまででも素晴らしい経歴ですが、もっと凄いのはコンクール受賞歴です!
髙木竜馬さんのコンクール受賞歴を紹介!
先程紹介したプロフィールも素晴らしかったのですが、
またこちらも素晴らしいコンクールの受賞歴。
ここでは余すことなくご紹介しましょう!
第1回日本チャイコフスキーコンクール、
モスクワ第2回ネイガウスフェスティバル、
第15回国際ピアノコンペティション “ローマ2004”、
キエフ第6回ホロヴィッツ国際ピアノコンクール、
第19回浜松国際ピアノアカデミーコンクール、
第38回エレーナ・ロンブロ-シュテパノウコンクール、
第26回ローマ国際ピアノコンクール、
Dr.ヨーゼフ・ディヒラーコンクールで各々優勝。
第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクールにて優勝及び聴衆賞を受賞
一躍世界的に脚光を浴びる。
ここに書かれているだけで9個のコンクールで優勝…
様々な受賞歴を見てきましたが、
ここまでまとめての優勝は初めて。。。
もはや意味がわからなくなる感じがありますが、
本当にすごい。
学歴だけでなく、受賞歴も伴っているということは、
世界的に認められている証ですね!
真央くん、第16回チャイコフスキーコンクール第2位おめでとうございます!!
音楽への敬意と深い愛情、柔軟でしなやかなテクニック、そして音楽を奏でる心からの歓び・・・その全てが優しく、そして温かく光り輝いていました。同じ日本人として、これほど誇り高いことはありません!おめでとう!! pic.twitter.com/EBBSF5Zyix— 髙木 竜馬 (@RyomaTakagi) June 28, 2019
そして、先ほどの石井琢磨さんもでしたが、
藤田真央さんをもほめたたえる人間性のすばらしさ。
なんでも揃っている方なんだなぁと思いますよね~。
藤田真央さんについてはこちら
その人間性ですが、恩師のポリス・ペトルシャンスキー教授の
教えもあるそうで、
「きみがもし、うまくなりたいと思ったら、人間性を深めなさい。きみの人間性が必ず写し鏡になって音楽に表れるから」
と学ばれたそうです。
高木竜馬さんに周囲の方々は
本当に素晴らしい方が多いですね!
髙木竜馬さんが参加している作品『ピアノの森』って?
『ピアノの森』とは、一色まことさん著の青年漫画。
面白いですよね~。ショパンコンクールの話なのですが、
ほんと、読めば読むほど引き込まれていきますし、
一ノ瀬海くんみたいに天才的なピアノが弾けたらいいのに。。と
何度思ったことか…笑。
そして、あの漫画を見て思うのは森の中で
ピアノを弾くって気持ちよさそう。
あと、なぜか天才海くんより、
雨宮修平くんを応援したくなるんですよね~。
そんなピアノの森。
漫画だけではなく
2018年から、NHK総合でアニメが放送され、全24話で完結。
現在はNetflixで観ることができるアニメです。
ちなみに簡単なあらすじはこちら
森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公の一ノ瀬海が、かつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介や、偉大なピアニストの父を持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき、やがてショパン・コンクールで世界に挑む姿を全24話で描く、感動のストーリー。
昨年はショパンコンクールが開催され、
ピアノの森の阿字野壮介のピアノ吹き替えをした
反田恭平さんがショパンコンクールで2位を受賞され
かなり盛り上がりましたね!
有言実行。本当にカッコよかった。
遅ればせながら、心からおめでとう。雨宮修平もきっと大喜びしているんだろうな🥳😭 pic.twitter.com/BE2j6Ulsfh
— 髙木 竜馬 (@RyomaTakagi) October 28, 2021
反田恭平さんについてはこちら
髙木竜馬さんは、主人公・一ノ瀬海の親友でありライバルの雨宮修平役で、
ピアノ吹き替えを担当しました!
また、雨宮修平としてCDを出版したり、
『ピアノの森』ピアノコンサートとして全国を回ったりもしています。
吹き替えをしたことについて、髙木竜馬さんはこう語っています。
好きな漫画だったので、光栄でした。コンクールは、人生の中で最も完成度を高めるよう努力を重ねて若いピアニストが集まり、短期間で仲が深まることもある場所。そういった心理描写もとてもリアルです。結果発表のシーンなど、やはり泣けますね。電車の中で読んだときは大変でした(笑)
好きな漫画に携われるのは、とっても嬉しかったのでしょうね!
コンクール審査員などの音楽家の他に、
音楽を職としていないアニメ視聴者の心まで鷲掴みにした髙木竜馬さん。
ただ“上手い”だけでない、何か特別な音なのでしょう!
みなさんもNetflixに加入して、ピアノの森で髙木竜馬さんの音を堪能しましょう!
そして現在、様々なところでコンサートを開かれている高木竜馬さん。
一生懸命弾くのは演奏家ですので、お客様は一生懸命聴くのではなく、ただただ、その時間を楽しんでいただきたいですね
とインタビューで答えられていました。
ネットなどでも聴けますが、
やはりリアルでも聴きたいですよね~。
2022年も楽しみです!
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