小学校の時に習っていたのに、
小学校の時は、指が動いて弾けたのに。
小学校の時まではソナタまで弾いていたのに。
久しぶりに弾くと全く弾けない。なぜ?昔はあんなに弾けていたのに。
もういいや。。。
やめよう。
と、なりがちではないですか?
私も10年ほどのブランクがあるので、気持ちがとてもわかります。
久々弾いた時は、あれ?おかしいな。こんなはずではなかったのに。。。と10年のブランクでも思いました。
なので、15年などあけば、もっと思うでしょう。そして、昔、ピアノを習っていたよ。と話したばかりに、子供に弾いてと言われて肩身が狭い。。などもありませんか?
そんなあなたへ、まずなぜ弾けないのか検証して見ましょう!
ピアノを辞めたことを後悔。弾けないのはなぜだろう
最近、昔と違い、YouTubeでは楽しそうに、ピアノを弾く方が多いですね。
それを見るとついつい昔を思い出し「私も出来るかも!」と思ってしまいますが、現実は。。。
指も動かないし、楽譜もそこまで読めない
ましてや暗譜もできないし、耳コピやらアレンジとか難しすぎる。
いやいや、習った曲なら弾けるかも。。。と弾いてみると、
弾いた曲ならなんとか思い出せる!でも、こんなもんじゃなかったはずなのに。。。
となってしまいませんか?
ついつい、昔の栄光を思い出しては現実を目にしてはぁぁぁぁとなりがちです。(はい、私のことです)
かといって、アレンジが出来たか、とか、耳コピがあんなに完璧にできたかと言うと
できてないんですよね。昔から。
そうです。ついつい、過去の自分を美化して人間は覚えています。
でも、本当にここまで弾けたかは謎です。ビデオなどがあれば見返せるのでしょうが、ありがたいことにない。なので、確認のしようもありません。
では、何もできていなかったかというと、そうではないです。きちんと覚えている楽譜の名前までは弾けるのでしょう。
例えば、バイエル→ブルグミュラー→ソナチネ→ソナタ
などまで進んでいたとしたら、きちんとその曲までは弾けています。当たり前にです。
なので、技術はついていますね。
でも弾けないのはただ一つ。小さい頃、
「先生に言われた曲以外も趣味で弾いたことがありましたか?」
が大事なのではないかと思います。
自分で、楽譜を選び、楽譜を読み、強弱やペダルを好きに入れて、自分で考えて弾く。
これが、大人で弾き直す上で大事になってくると思います。
レッスンを小さい頃習っただけでは弾けないの?
例えば、学校の勉強を例に出します。
中学生の頃に「二次関数」などの勉強をしたことを覚えていますか?そして、今、解けと言われたら、できますか?
習っただけとか、塾や学校での試験勉強や受験勉強で何回か解いただけなどの場合は、今、完璧に出来るかというと、不安になったりしますよね。
そもそも、その時はなんとなく理解できていたけれど、それさえ覚えていなかったり。。
けれど、二次関数を、誰かに教えるために勉強をしなおした。
もしくは、仕事で使っている、
などある場合は、自分でどう教えたらわかってくれるのかを考えたり、仕事で利用するためにはどうしたらいいかを考えたりしたため、覚えている可能性が高いです。
それが『独学』ですね。
ピアノも同じです。ただ、先生に「これはこのように弾いてね」と言われただけでは覚えていません。
なんとなく、楽譜に印があって覚えているとか、ものすごく練習したなら覚えているのですが。。。
けれど、二次関数が独学で勉強したら思い出すように、ピアノも一度習ったものは思い出します。
なので心配しなくても、一度習ったものを独学で弾く場合は思い出します。
ゆっくりでも。指が動かなくても、昔弾いたテクニックやハノンなどを持ち出せば、なんとかなるでしょう。
でも、今は弾きたいものがクラシックではなかったり、昔弾きたかったけど、難しかった曲が心残りで弾きたかったという場合が多いのではないのでしょうか?
それが多分、今、また始めたい理由だと思います。ではどうしたら弾けるのでしょうか?
今こそ自分で弾いてみよう!
では何をするといいかというと、勉強と仕組みは同じです。
『自分で調べて、自分で弾く』
ことですね。
何を調べるかというと、まずは『楽譜』
1,その楽譜はあなたに合っていますか?
これは私の後悔ですが、
昔はこれくらい弾けたからと言って難しすぎるのを選ぶと弾けずに落ち込みます!
が、
久々だし~と、簡単すぎるのを買うと、楽譜を買ったことを後悔します!
なので、まずは、昔の楽譜を探し出して(クラシックならネットで無料もありますので)
それを弾いてみて、どのくらいなら弾けるなど考えてみて購入してみて下さい。
私はかなりたくさん買ってしまい、
弾かない楽譜が家にたくさんになりました。
2,楽譜を購入したら、練習しましょう!
これだけです。
が、初めは良くても、引っかかります。
分からない時は、今は便利な「YouTube」
マイナーな曲じゃない限り、色々と親切に教えてくれます。
もし楽譜にこだわらないなら、YouTubeにも楽譜はありますので、それを見ながらでもいいと思います。
5分で弾ける~というものが案外5分じゃ弾けなかったり、本当に弾けたりします。
こちら今、子供が練習に飽きたときに弾いていますが、もちろん5分じゃ終わりません。
ピアノを辞めたことを後悔している方へ。最後にこれがおすすめ、モチベーションや技術アップに!
そこまでやって、弾けるようになった!そしたら、聞いてもらいましょう!!
媒体はなんでもいいと思います。友達にLINEとか家族にLINE。
それは嫌なら、SNS。
YouTubeがハードル高いなら、TikTok。
もしくはInstagram。Facebook。InstagramやTikTokは動画としても短いので、サビだけでも。結構、幅広い年代の方が顔出しせずにされているのでいいですよ〜。
あとは、発表会やコンクールに参加する!
1番上手になりそうですね〜。大人になって、本格的に先生に学び、実力を勝負するのもかっこいい!
小さい頃はやらされていただけかもしれません。
けれど、大人になったら、もう自分で選択できるし、自分でも学べます。大人って素敵ですね!
弾けない〜。子供の時にやってれば〜。続けていたら〜。それは私も何度も何度も思います。
かなり後悔しますし、タイムマシンがあれば、戻って、やらせたい。。。
弾けない曲にぶつかるたびに、あの時の私に練習を頑張れ!!!と言いたくなります。
けれど、まだまだ大丈夫。始めた今も、今が一番わかい!
なので、お互いに楽しみながら頑張りましょう♪
コメント